慶應義塾大学医学部医学科
慶應義塾大学医学部医学科は、慈恵医科および日本医科とともに御三家と呼ばれている私立大学医学部で最難関の医学部です。
慶応大学医学部は、世界的な細菌学者で有名な北里柴三郎が初代学部長として1917年に発足しました。
大学病院は、29の診療科と6の中央診療部門を擁し、病床数は1044床を有し、750名超える医師と1500名の看護師などの医療スタッフにより最高レベルの医療を提供しています。
また、「臨床医を目指す者にも研究能力を賦与する基礎作りに力を注ぐ」伝統的な教育方針のもと、臨床実習の時間を豊富に用意するとともに、日本の医学部ではじめて「自主学習」を設置しています。
研究、臨床の第一線で活躍する教員の研究室に参加し、自ら選んだテーマで研究に専念することで、創造的なも問題解決能力を養います。
医学科の6年間
1学年では、基礎科目を履修すると同時に、医療現場を体験できる独自の授業として「EEP(Early Exposure Program)」を設けており、介護者の見習いという立場を通して、医療・医学を学ぶ心構えを身につけるとともに、医療教育へのモチベーションを高めます。
2年目からは専門教育科目が始まります。医学の基本となる解剖学、生理学、医化学、医療科学など基礎・社会医学系科目を履修します。
3学年では、基礎・社会医学系科目の幅をさらに広げ、医学・医療関連の生物学的、社会的な知識を固めていきます。
4年目では、臨床実習の基礎となる診断学実習、総合臨床医学が設置され、医療面接、臨床手技も含めた教育が行なわれます。
5年目から6年目の2学期までは、小グループに分かれて付属病院の診療科や関連病院をまわる臨床実習を行ないます。
直接患者さんに接することで知識や技術を高め、責任感・指導力・協調性など医師として不可欠な能力を習得していきます。
基本情報
キャンパス | ■日吉キャンパス(1年次) ■信濃町キャンパス(2,6年次) |
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住所 | 〒160-8582 東京都新宿区信濃町35 |
医学科公式HP | https://www.med.keio.ac.jp/ |