国立・私立の医学部の学費を比較

医学部大学入試偏差値ランキング※志望校の適切な選び方

私大医学部では学校により学費の差が激しく安い大学ほど難易度が高い傾向にあります。

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国立・私立の医学部の学費を比較

医学部と言えば学費が高いことで世間で注目されがちですが、国公立なら他学部と同じ水準で私立も最近は値下げする大学が増えてきています。

特に私立大学医学部は学費が大学間で大きく異なるため、志望大学選びにも影響してきます。

そこで今回は学費をランキングで紹介しながら、学費の高い私立大学医学部に進学する方法も紹介していきます。

国立・私立の医学部の学費を比較

国立・私立の医学部の学費を比較

国公立・私大医学部学費ランキング(2021年度)

順位 大学名 6年総額 1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 6年目
0 国公立 約350万円 82万円 53.6万円 53.6万円 53.6万円 53.6万円 53.6万円
1 国際医療福祉 1850万円 450万円 280万円 280万円 280万円 280万円 280万円
2 順天堂 2080万円 290万円 358万円 358万円 358万円 358万円 358万円
3 日本医科 2200万円 450万円 350万円 350万円 350万円 350万円 350万円
4 慶応義塾 2204万円 384万円 364万円 364万円 364万円 364万円 364万円
5 東京慈恵会医科 2250万円 350万円 380万円 380万円 380万円 380万円 380万円
6 自治医科 2300万円※1 500万円※1 360万円 360万円 360万円 360万円 360万円
7 東邦 2580万円 480万円 420万円 420万円 420万円 420万円 420万円
8 昭和 2700万円 450万円 450万円 450万円 450万円 450万円 450万円
9 関西医科 2770万円 570万円 440万円 440万円 440万円 440万円 440万円
10 東京医科 2940万円 740万円 440万円 440万円 440万円 440万円 440万円
11 藤田医科 2980万円 630万円 470万円 470万円 470万円 470万円 470万円
12 産業医科 3049万円※2 592万円※2 491.5万円 491.5万円 491.5万円 491.5万円 491.5万円
13 大阪医科薬科 3141万円 649万円 498.5万円 498.5万円 498.5万円 498.5万円 498.5万円
14 日本 3310万円 635万円 535万円 535万円 535万円 535万円 535万円
15 岩手医科 3400万円 900万円 500万円 500万円 500万円 500万円 500万円
15 東北医科薬科 3400万円 650万円 550万円 550万円 550万円 550万円 550万円
17 愛知医科 3420万円 820万円 520万円 520万円 520万円 520万円 520万円
18 聖マリアンナ医科 3440万円 690万円 550万円 550万円 550万円 550万円 550万円
19 東海 3500万円 640万円 572万円 572万円 572万円 572万円 572万円
20 近畿 3582万円 680万円 580.5万円 580.5万円 580.5万円 580.5万円 580.5万円
21 久留米 3620万円 920万円 620万円 620万円 620万円 620万円 620万円
22 獨協医科 3660万円 960万円 540万円 540万円 540万円 540万円 540万円
23 兵庫医科 3700万円 850万円 570万円 570万円 570万円 570万円 570万円
23 埼玉医科 3700万円 825万円 575万円 575万円 575万円 575万円 575万円
23 杏林 3700万円 950万円 550万円 550万円 550万円 550万円 550万円
26 福岡 3760万円 860万円 760万円 760万円 760万円 760万円 760万円
27 北里 3890万円 900万円 640万円 640万円 640万円 640万円 640万円
28 帝京 3938万円 937万円 600.2万円 600.2万円 600.2万円 600.2万円 600.2万円
29 金沢医科 3950万円 1100万円 600万円 600万円 600万円 600万円 600万円
30 川崎医科 4550万円 1050万円 700万円 700万円 700万円 700万円 700万円
31 東京女子医科 4621.4万円 1144.9万円 695.3万円 695.3万円 695.3万円 695.3万円 695.3万円

※1実質負担額は0円
※2実質負担額は11,296,800円(総額)、2,117,800円(初年度)

2021年度のデータによると、国公立大学医学部の学費は、平均350万円となっており、私立大学医学部に比べるとかなり安い金額となっています。

一見高額に見える自治医科大学および産業医科大学は、授業料の貸与制度を設けており、卒業後指定された医療機関で9年間医師として働くと返済が免除されるので、実質負担する学費は0円または一部となっています

偏差値との関係から見ると、学費が安い私立大学ほど難易度が高くなっている傾向があります。

2021年度から東京女子医科大学が学費値上げを発表

2020年にニュースでも話題になったのが東京女子医科大学が学費を約1200万円と大幅に値上げたことです。

今までも6年間総額の学費は3300万円台と決して安い金額ではありませんでしたが、今回の値上げで総額4600万円台まで上がり、私立大学医学部の中では最高額となりました。

今回の学費値上げは新型コロナによる影響も1つと言われているので、今後も今の状況が続けば学費を値上げする医学部は出てくるかもしれません。

学費が安いほど私立は難易度が高い

学費が安いほど私立は難易度が高い

サラリーマン家庭でも目指せる

最も学費が安い国際医療福祉大学の学費は6年総額1850万円と、他学部と比較するまだまだ高額ですが、この金額ならサラリーマン家庭でも通わせる層が増えるのではないのでしょうか。

また、2000万円前半の学費なら慶應義塾大学、順天堂大学、日本医科大学、東京慈恵会大学などが該当されるので、日本学生支援機構の奨学金を活用すれば、私立の医学部でもなんとか通学できるかもしれません

医学部の学費が3000万円や4000万円だとサラリーマン家庭には現実的ではありませんが、2000万円前半なら可能な世帯も出てくるはずです。

ただし、学費の安い医学部を見ても分かるように、偏差値上位の難関大学ばかり

もともと、慶應・日医・慈恵は昔から私立御三家として偏差値の高い医学部として有名でしたが、順天堂はもともと中堅レベルの医学部でした。

しかし、2008年に880万円を値下げして今の学費にしてから多くの優秀な受験生の獲得に成功し、今では上記4医学部のことを四天王と称することもあるくらい難関医学部の仲間入りを果たしています。

国公立大学医学部の併願候補にあがる

学費の安い私立大学医学部はサラリーマン家庭でも通学できる層が増えるため、国公立大学を目指す受験生も滑り止めで受験してくるパターンが多いです。

国公立大学医学部は共通テストがあるうえに6年間の学費が350万円と非常にやすいため、私立よりも難易度は高め。

したがって、私立の医学部でも国公立大学医学部を本命とする受験生が集まってくるので、難易度は自ずと上がってしまうという訳です。

つまり、私立大学医学部の上位を目指す受験生は、東大をはじめとした旧帝大学医学部の合格を目指すライバル達と合格を争うことになります

高額な私立大学医学部は穴場になりがち

高額な私立大学医学部は穴場になりがち

学費が高額だと、そもそも経済的に余裕な家庭しか入学させることができなくなるため、出願できる層が限定されてきます。

したがって、学費の安い医学部とは違い、限られた受験生間での競争になるため、難易度は下がることが多いです。

学費が高額な川崎医科大学、金沢医科大学、帝京大学は難易度は下がることで有名。

東京女子医科大学も学費を大幅に値上げたことで、2021年の入試では難易度が下がる可能性は高いと言えます。

実際、昭和大学も2020年度から学費を500万円上げると発表したことで、倍率が下がった経緯があるので、経済的に余裕がある家庭なら高額な学費の医学部を受験するのも1つの方法です。

地域枠制度なら選択肢に入るかもしれないが注意点も

私立大学は学費の安い医学部は難易度が高いので、学費が高額な大学しか目指せない受験生がいるかもしれません。

この場合、学費3000万円以上は経済的に払えないという家庭は地域枠という制度を利用することも1つの方法です。

地域枠は、自治体が修学資金として学費に相当するお金を貸与してくれるので、在学中の費用負担が大きく抑えることができます。

しかも、医学部卒業後に指定された期間で一定期間(通常9年)に医師として働けば返済免除となるので、学費が実質無料となることも。

これなら、高額な学費の医学部でも通学することが可能となります。

ただし、地域枠は卒業後の進路は限定されてしまい、たとえ医学部入学後に興味がある分野や医療機関が出てきても、自由に働く場所を決めることはできません。

地域枠で入学する場合は、卒業後の進路が選べなくなる点に注意しましょう

学費を抑えて私立大学医学部に行く方法

学費を抑えて私立大学医学部に行く方法

私立大学医学部の学費を支払えないという家庭もあると思います。

そんな家庭でも費用負担を抑えながら私立大学医学部に進学して医師になることは可能です。

ではどうやって私立大学医学部に進学できるのかを確認していきましょう。

防衛医科大学校で給与を貰いながら医師を目指す

最も学費負担のない医学部と言えば、防衛医科大学校でしょう。

学費が無料なうえ、入学後は特別職国家公務員となり、毎月の学生手当(約11万円)期末手当が支給されるのが特徴。

防衛医科大学校なら給与が支給されるので、経済的に厳しい家庭でも医師を目指すことができるでしょう。

ただし、卒業後に自衛隊として9年間勤務しなかった場合は学費など卒業までにかかった費用(最大約5000万円)を返還する義務を負うことになります。

自治医科大学・産業医科大学で実質学費免除になる

自治医科大学および産業医科大学は私立大学に該当しますが、全学生の学費が全額または一部免除になります。

まず、入学後に修学資金が貸与されるのは両大学で同じ。

その後、自治医科大学は卒業後に各自治体の指定医療機関で医師として一定期間働くと学費全額相当に及ぶ修学資金の返済が免除となります。

いっぽう、産業医科大学は卒業後に産業医として一定期間働くと、学費の3分の2に相当する修学資金の返済が免除になります。

したがって、自治医科大学の学費は実質無料、産業医科大学の学費は実質1100万円程度の負担で済むことになるという訳です。

特待制度で私立大学医学部に合格する

私立大学医学部では特待制度を設けており、一般入試の成績優秀者は学費の一部免除を受けることが可能です。

もちろん特待制度は成績上位で合格する必要があるため、難易度は高いですが、経済的に私立が厳しい受験生にとっては私立も目指せるので、医学部進学の可能性は高まります。

特待制度を導入する私立大学は多いですが、中でもおすすめなのが国際医療福祉大学。

最も学費が安いことで有名ですが、特待生になれば1850万円の学費が300万円まで下がり、なんと国公立大学医学部よりも安い金額となります。

ただし、注意点として入学後も各年度で上位の成績を収めないと奨学金の給付が打ち切られてしまいます

地域枠制度を利用する

地域枠は医師確保のために自治体が学生の修学に必要なお金を貸与してくれる制度です。

医学部6年間の学費に相当する奨学金が貸与され、卒業後自治体にある医療機関で医師として一定期間働くと返済が免除になります

私立大学の学費が払えない家庭でも地域枠で入学すれば、学費無料で医師になることができるという魅力的な制度です。

ただし、地域枠は卒業後の進路は限定されてしまい、たとえ医学部入学後に興味がある分野や医療機関が出てきても、自由に働く場所を決めることはできません。

地域枠で入学する場合は、防衛医科大学校や自治医科大学のように卒業後の進路が選べなくなる点に注意しましょう。

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まとめ

今回は私立大学医学部の学費をランキングで紹介してきました。

私立大学医学部の特徴は学費が安いほど難易度が高く、経済的に余裕があるなら高額な学費のほうが合格できる可能性は高まります。

地域枠制度を利用すれば、私立大学医学部の高額な学費も返済免除で貸与されますが、卒業後の進路を自由に選択できない点に注意しましょう。

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