福岡は、九州大学をはじめ、熊本大学や長崎大学などの歴史と実績のある医学部があるため、医学部を目指す受験生も少なくありません。
したがって、大予備校を選ぶ受験生は多いようですが、地元密着型や実績の高い医学部予備校の地方校舎など、志望校合格を実現できる進学塾はたくさんあります。
ここでは、福岡にいて医学部合格を目指せる医学部予備校を厳選して紹介しているので、予備校選びの参考にしてみてください。
医学部予備校で対策するメリット
合格必要な情報を効率よく入手できる
医学部の場合は特に、「現役生に有利である」、「試験日程の都合で倍率が変化しそうである」、「新しい入試方式が取り入れられる」、「試験科目ごとの難易度の違い」などの情報を知ることが重要になります。
情報を収集し、自分の現状に合わせて合格しやすい大学を選び対策を行うことで闇雲に頑張るよりもより合格に近づくといえます。
しかし、自分で多くの大学の情報を集めるのは多くの時間と労力を使うことになります。
医学部予備校は常に情報収集を行いその中で必要な情報をそれぞれの生徒に提供してくれるので、生徒は受験勉強に集中することができるのです。
専門的な対策指導を受けることができる
医学部入試は他学部とは異なり小論や面接を課し、その内容は拡散されづらく、一人では対策しづらいのが現実です。
特に最近は藤田医科・慈恵・東邦など一部の大学ではMMIを取り入れており、志望動機や自己PR を暗記するような対策方法では対応できません。
自分で状況をとらえ考えてどう行動するか理路整然と答えることが求められるため、日常的に自分で自分で思考し、表現する力を養っていく必要があるのです。
医学部予備校では面接の対策も通年を通して行っているところも多く、これにより面接に対して自分の言葉でしっかり意見を述べることができる力が身に着けられます。
面接対策は単科であっても医学部予備校の対策授業をとることが有効です。
入試スケジュールの作成や願書記入フォロー
医学部受験生において入試直前のスケジュール管理は大きな負担です。
多くの医学部志望者は全国の私立医学部を受験することになります。
福岡県内に受験会場がある場合は問題ありませんが、川崎医科大や帝京大学など本学に行かなければ受験できない大学もみられ、この場合は受験スケジュールを移動宿泊を考慮してたてる必要があり、生徒にとっては負担となります。
医学部予備校ではスケジュール管理はもちろんホテルの手配なども行い、一部の予備校はホテルから入試会場付近まで送迎するところまであります。
合否に関係のない煩わしい業務を医学部予備校がやってくれるため大幅に受験生の労力が軽減されるといえます。
また、志望理由書の書き方指導や、出願書類の最終チェックなども担任が責任をもって行う医学部予備校が多く、医学部予備校に所属することで勉強に回す時間を増やすことができるのです。
医学部受験専門の授業でギリギリの学力でも合格を勝ち取れる
圧倒的な学力を持っている場合は医学部入試も怖くありませんが、多くの私立医学部志望者は偏差値55前後のボーダーであることが多く、この場合は医学部入試に特化した勉強を医学部予備校で専門的に進めることが合格の最短距離であるといえます。
盤石な学力を時間をかけてつけていくことはとても有意義ですが、大学入試には勉強できる時間に制限があります。
医学部入試には大学ごと科目ごとに出題傾向があるので、早い段階で自分に合った大学をみつけ、その大学の問題傾向をつかみ頻出内容を完璧に定着させることが限られた時間内で合格力をつけるために重要となります。
また、教科バランスを考えて合格最低点以上を確実に得点するという戦略で勉強することが効率がよく、医学部予備校の個別指導ではこの点を意識しながら生徒一人ひとりにカリキュラムを作成してくれるところがほとんどです。
生徒管理システムが充実
医学部予備校は学費が高い分、授業以外の生徒管理もしっかり行っています。自学習の仕方がわからない生徒、予習・復習の配分がわからない生徒、規則正しい生活ができない生徒は医学部予備校がおすすめでしょう。
医学部予備校では、生徒ひとりひとりがモチベーションを保てるような工夫をおこなったり、快適に勉強ができる学習空間を提供してくれます。
おすすめランキング~福岡編~
武田塾医進館福岡校 | |
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特徴 | 独自の学習法で医学部逆転合格者が続出 |
武田塾医進館福岡校は、日本初の授業をしない医学部予備校です。生徒の学力や志望校に応じて1日単位で学習すべき内容を細かく指定し、講師が個別でフォローしていくので安心。また、勉強した内容をちゃんと理解しているかどうかを確認テストで満点を取れるまで徹底させるため、学力を効率よく伸ばしていくことができます。正しい勉強法から、解けない問題に遭遇した場合の考え方や解決法まで丁寧に教えてくれるため、応用問題や初見の問題にも対応できる実力が身につけられます。 | |
太宰府アカデミー | |
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特徴 | 全国から生徒が集まる全寮制の医学部予備校 |
太宰府アカデミーは、九州の医学部を中心に合格実績が高いため、全国から生徒が集まる人気の医学部予備校 です。全寮制を採用しており、受験生活全般にわたって徹底サポートを受けられます。授業を第一と捉え、少人数の参加型の学習スタイルにより、授業内で知識の理解・定着を深めていくのが特長です。 |
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河合塾 | |
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特徴 | 質の高い学習環境と優秀な受験生が集まります |
河合塾は、センター対策および国公立大学の対策に定評があるため、多くの医学部受験生に選ばれています。大手ならではの情報量と指導力が魅力です。 | |
大手予備校
代々木ゼミナール | |
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特徴 | 「講師の代ゼミ」と称されている講師陣の質が高い予備校です。自由な学習スタイルには定評があります。 |
住所 | 福岡県福岡市博多区博多駅前4丁目2-25 |
河合塾 | |
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特徴 | 「机の河合」「テキストの河合」と称される学習環境が充実している予備校で、参考書など教材の質は学外の受験生からも定評です。 |
住所 | 福岡県福岡市中央区渡辺通4丁目2-11 |
駿台 | |
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特徴 | 上位クラスのレベルが非常に高く、難関国公立・私立大学医学部を目指す受験生におすすめ。 |
住所 | 福岡県福岡市中央区舞鶴1丁目2-5 |
四谷学院 | |
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特徴 | 55段階別個別指導が有名な予備校です。中学レベルの基礎から学べるので再受験生にもおすすめ。 |
住所 | 福岡県福岡市中央区大名2丁目1-24 四谷学院ビル |
医学部予備校
PMD医学部専門予備校 | |
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特徴 | 生徒一人ひとりの生徒を時間をかけて丁寧に指導できるよう極少人数制を採用しています。医学部受験情報も豊富です。 |
住所 | 福岡県福岡市中央区大名2丁目11-25 新栄ビル 6F |
富士学院 | |
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特徴 | 生徒第一主義で親身な指導には定評があります。地域密着型なので地元の医学部進学を目指す受験生におすすめ。 |
住所 | 福岡県福岡市博多区博多駅南3丁目2-1 |
メディカルラボ | |
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特徴 | 医学部医学科合格者数NO.1。合格実績豊富な河合塾傘下の医学部予備校です。豊富な情報量と講師力で生徒を合格に導きます。 |
住所 | 福岡県福岡市中央区天神1丁目12-7 |
英進館メビオ | |
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特徴 | 2021年にメビオ・YMSとタッグをくんで新しくなった医学部予備校です。福岡大学・久留米大学に非常に強く、総合選抜など推薦対策も充実しています。 |
住所 | 福岡県福岡市中央区渡辺通4-8-20 英進館 天神本館2号館2階 |
まとめ
医学部入試は非常に難しいものになってきており、相当なレベルの進学校でない限り学校の内容を高校3年間勉強するだけでは合格は厳しいのが現状です。
よって医学部に行きたいという強い気持ちがある場合は、早い段階で医学部予備校に通うことがおすすめです。
医学部予備校に通うことで、効率のよい勉強ができるだけではなく、様々な情報を得ることができるため、一人で勉強を進めるよりも受験生本人のモチベーションを維持しやすくなります。
福岡には様々な規模の医学部受験対策ができる予備校あり、医学部予備校によって指導形態や、雰囲気は大きく異なります。
医学部予備校を探す際は、口コミサイトや周囲の評判だけで決めるのではなく、必ず直接体験授業や面談を受けてください。
医学部入試は医学部予備校とのチーム戦です。受験生本人がが信頼し納得できなければ、良い結果を出すことは難しいでしょう。
自分が納得できる指導方針を明確に指示してくれる医学部予備校をみつけ勉強に集中し、合格をつかんでください。