全寮制の医学部予備校ってどんなところ?学習環境やおすすめ校舎を解説

全寮制医学部予備校の生活・学習環境やおすすめ予備校を紹介

医学部予備校の中でも全寮制について学習環境や生活環境について詳しく解説しています。

医学部受験は、多くの受験生にとって非常に過酷な戦いです。

国公立の医学部設置大学ですらその倍率は5倍を超えることも多々あり、私立の医学部設置大学に至っては、倍率が20倍に到達することもしばしばあります。

しかしながら、このように医学部に合格することは数値上も非常に難しいということがわかっていても、現役合格を果たすことができなかった受験生や、何度も挑戦を繰り返している多浪生、そしてさらに保護者の方々は、心身ともに疲弊してしまうといったことが多いのではないでしょうか。

そんな医学部受験に疲れてしまった方々におすすめしたいのが、全寮制医学部予備校です。

本記事では、医学部受験生活における受験勉強を最重視した環境を構築し、徹底的にサポートしてくれる全寮制の医学部予備校の魅力について解説していきたいと思います。

全寮制の医学部予備校に興味があるという方は是非ご一読ください。

目次

全寮制の医学部予備校とは

全寮制の医学部予備校とは

学習環境

全寮制の医学部予備校では、学習環境が整えられているということがやはり大きな特徴でしょう。

医学部受験のために、全寮制の医学部予備校に入塾することで受験勉強に最も焦点を当てた生活を送ることができます。

基本的に、寮まで用意されている全寮制の医学部予備校では自習室などの環境も整備されている場合が多いですので、快適に勉強に打ち込むことができます。

生活環境

生活環境として、やはり自分の家ではなく寮で過ごすということに不安を感じる受験生も多いでしょう。

食事はどうすれば良いのか、寮の部屋に置く家具をどうやって選べば良いのか、など考え始めれば不安は尽きないかと思います。

しかし、全寮制の医学部予備校では基本的にそのようなことを心配する必要はありません。

基本的に全寮制の医学部予備校では、毎日3食の食事が提供されることがほとんどです。

食事も、しっかりと栄養バランスが整えられており、健康には人一倍気を使う必要のある受験生の皆さんには非常に嬉しいですね。

また、入寮した後に使うことになる寮には、全部屋に冷蔵庫や洗濯機、勉強机、ベッドなどの生活必需品用意されている場合がほとんどです。

県外に住んでいる方は、入寮するにあたって家具の搬入を不安に感じるかもしれませんが、その必要は全くないということです。

必要なのは、自分が普段着る衣服、歯磨きや洗顔などの衛生用品、そして勉強するのに用いるノートや筆記用具のみとなっています。

また、急に親元を離れて一人暮らしをするということに不安を感じる方も多いでしょう。

しかし、多くの場合毎日交代で寮の職員が宿直として24時間台頭できるようにしてあります

これを機に、自立した生活を送る第一歩と考えてみると良いのではないでしょうか。

全寮制の専門予備校を利用するメリット

全寮制の専門予備校を利用するメリット
では、そんな全寮制の医学部予備校に通うメリットとしてどんなことがあるのかということについて見ていきましょう。

直営・専用寮でサポートが手厚い

全寮制の医学部予備校では、提携ではなくその医学部予備校による直営・専用の寮が用意されており、生徒たちは安心して受験に専念しながら生活することができます。

前述した通り、予備校や寮のスタッフが24時間体制で生徒をサポートし、普段の生活面や学習面でのトラブルや相談にも個別に対応してくれるため、一人暮らしをしたことがないという受験生にとっても安心できますね

その他にも、もちろん寮によって異なることが多いですが、寮の中で食事が提供される場合もあるため、その場合は自炊する手間であったりその費用がかからず、その分の時間を受験勉強に充てることができます。

通学が非常に便利

全寮制の医学部予備校の大きなメリットの二つ目は、基本的に寮はその予備校の徒歩圏内にあり、通学が非常に便利であるということです。

また、場合によっては予備校と寮がつながっている場合もあります。

徒歩圏内で行くことができない場合もありますが、それでも電車や自転車を用いて十分短時間で予備校へアクセスできることがほとんどです。

従って、交通手段を選ばず通学することができるため、台風や雪、雨の日であっても煩わしさなしに通学できることが非常に魅力的です。

また、家から予備校に通う場合、通学に30分、往復で1時間以上かかることが一般的かと思いますが、その1時間を勉強に用いることができ、結果1年間で約360時間も勉強時間が増えます。

医学部受験においては、勉強する必要のあることが多く時間との戦いになりますので、この勉強時間が確保できるだけで合格率も格段に上がることでしょう。

規則正しい勉強生活が送れる

全寮制の医学部予備校では、寮での起床や就寝を始めとする生活リズムや授業時間、自主勉強をいつするのかといった時間が定められていることがほとんどであり、医学部予備校を利用する生徒たちは規則正しい生活リズムを保つことができます

家で勉強していると、予定がない場合は朝際限なく寝てしまったり、夜は遅い時間まで勉強してしまったりと生活リズムが崩れがちになってしまいますが、このような全寮制の医学部予備校を利用することで生活リズムが担保されるのです。

また、スケジュールが決まっているとはいえ、自分で時間を見つつ予定に合わせて場所を移動したりと動いていく必要があるので、時間管理や自己管理をしっかりと身につけることができます。

これは、勉強効率の向上につながることはもちろん社会人として働く際に絶対に必要とされる能力ですので、学生のうちに身につけられるということが非常に重要です。

また、スケジュールが決められていても、自分がそのスケジュール通りに動くことができるのか不安だという方もいるでしょう。

しかし、全寮制の医学部予備校の中には、在籍している生徒が授業に出席していない場合や自習室にもいない場合に、職員が生徒に電話をかけて状況を確認しれくれる予備校があるのです。

さらに、電話に出なかった場合は寮の部屋まで確認しに来てくれるということもあるようで、生活リズムに自信のない方も安心できる制度となっていますね。

このように、否が応でも規則正しい生活リズムを送ることができるということは全寮制の医学部予備校の大きなメリットでしょう。

規則正しい生活リズムは勉強効率の向上にもつながりますから、重要なポイントです。

同じ志を持つ仲間と切磋琢磨できる

そして最後に、全寮制の医学部予備校には、他の予備校にはない特別な魅力があります。

それが、同じ医学部受験を目指す仲間と共に過ごすことができるということです。

全寮制の医学部予備校に入学してくる受験生はほとんどが浪人生であり、医学部受験に落ちる辛さを知っています。

寮に入って、受験勉強だけではなく日々の生活からまで一緒に過ごすことで、精神的にも成長することができるのです。

普通の予備校とは異なり、寝食を共にすることで深い次元で切磋琢磨し合える友人ができるというのは全寮制の医学部予備校の大きな特徴と言って良いでしょう。

学費・費用の相場

学費・費用の相場
そんな全寮制の医学部予備校ですが、学費や費用の相場がどうなっているのかについて見ていきましょう。

まず、医学部予備校の授業料の相場ですが、これはその医学部予備校によって大きく異なるため一概に言うことができませんが、1年間あたりおおよそ100万円から500万円がおおよその相場となっています。

月換算にすると、大体一ヶ月あたり10万円から40万円程度ということになります。

次に、寮費の相場です。

これもその医学部予備校が存在している地域によってしまうことはありますが、一般的に月10万円〜15万円、年間で120万円〜180万円程度が相場であると考えると良いでしょう。

医学部予備校にかかる費用というのは決して安い金額ではありません。

しかしながら、合格せずに何年も浪人してしまうよりは寮に入って受験勉強に集中し、1年間で医学部に合格する方がコストパフォーマンスは優れているといえます。

おすすめの医学部予備校

太宰府アカデミー

太宰府アカデミー
太宰府アカデミーは福岡県太宰府市に位置する全寮制の医学部予備校です。

太宰府アカデミーの大きな特徴として、徹底した環境づくりが挙げられます。

太宰府アカデミーでは、テレビやDVDプレーヤーなどの勉強に関係のないものを寮に持ち込むことは一切禁止です。

また、テレビも部屋で見ることができません。ここまで徹底した環境づくりをおこなっている医学部予備校はあまりないのではないでしょうか。

完全に受験勉強のみに集中したい、周りに誘惑物があると集中して勉強をすることができないといった医学部受験生には非常におすすめの医学部予備校となっています。

京都医塾

京都医塾
医学部予備校京都医塾の寮生活の大きな特徴は、日常生活におけるサポートが万全であるという点です。

その一つ目のポイントとして、寮で提供される食事が管理栄養士によって考えられたものであるという点があります。

医学部受験というのは、1年間にわたって勉強に打ち込む必要がある持久戦です。

そんな持久戦に耐えることができるように重要なのが食事であり、栄養バランスの整った食事でスタミナをつけて健康に過ごすことができるのです。

二つ目のポイントとして、6時起床、0時就寝を指導・実践していることがあります。

生活リズムを整えることは、勉強の効率化につながりますから、これは非常に重要な取り組みです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は中学生や高校生ではなく、浪人生をターゲットの全寮制医学部予備校に関する記事でした。

全寮制の医学部予備校であれば、東日本西日本のどんな地方に住んでいても、入寮することで登校をすることが可能になります。

自分に合ったコースやカリキュラム、設備の整った全寮制の医学部予備校を探して、ぜひ全寮制の医学部予備校を候補に入れてみると良いでしょう。

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