現役生が受験に合格するために知る医学部予備校の選び方を紹介

現役生が効率よく学習できる医学部予備校の選び方を解説

現役生向けに医学部予備校の選び方を解説。

医学部受験に合格して医師になることは難関の道のりであり、一人でそんな医学部受験に挑み、そして合格を勝ち取るというのは至難の業です。

そのため、医学部受験においては医学部受験予備校に通うことが多くの受験生にとって有益で、入試合格可能性を大きく上げる可能性があるとされています。

特に、医学部受験生は浪人生が多く現役生が浪人生よりも高い学力を得るためには効率的な受験対策が必要とされます。

しかし、医学部予備校は非常にたくさんの種類があり、予備校選びにおいては受験生の目的や学習スタイル、予算、目標校などに応じた適切に選択することが必要です。

そのため、最初の段階で自分に合った予備校を選ぶことができるのかという点は受験成功に大きく影響すると言えます。

そこでこの記事では、現役生が医学部受験予備校・塾を選ぶ際に重視すべきポイントについてまとめました。

予備校のカリキュラムや講師の質、学習環境など医学部予備校を選ぶためのポイントを紹介しながら、受験生が自分に合った予備校を選ぶためのアドバイスを解説していきます。

医学部を目指す高校生の皆さんは、ぜひこの記事を参考にして、現役合格に向けて最適な予備校を選んでください。

目次

講師陣の質

講師陣の質
まずやはり何と言っても重要な点は、医学部予備校を教えている講師陣の質ということになるでしょう。

しかし、講師陣の質を見極めるというのは非常に難しいことですから、以下のに紹介するような幾つかの方法を用いて専門教科ごとの講師陣の質を念入りに確認してみましょう。

体験授業に行く

これが最も手っ取り早く確実性の高い方法です。

実際に医学部予備校に問い合わせて体験授業を受けることで講師が現役性を教えることに慣れているのか、どれほど熱量を持って指導に取り組んでいるのかということを身をもって知ることができます。

また、体験授業に行った際に、実際にそこの医学部予備校に通っている受験生と話をすることのできる機会があるかもしれません。

実際の現役生に話を聞くことで講師の質がより分かりやすくなるでしょう。

口コミを見る

実際に授業を受けに行ったとしても、一回だけの授業ではわからない部分も出てきます。

そんな時に重宝するのは口コミを見ることです。口コミが見つからない場合は、SNSで検索をかけてみるのも良いです。

ただし、口コミは良くも悪くも全ての人が書くことができてしまうので、その情報が事実なのかどうかは自分で判断する必要があります。

講師の経歴を確認する

学歴で指導の上手さや人柄が判断できるとは言いませんが、学歴というのはその人物がこれまでの人生でどれだけ勉強と向き合ってきたのかという一つの尺度になります。

受験に関わる講師ならよりその学歴が重要な判断材料となりますから、講師の学歴について確認することも重要でしょう。

現役生の指導カリキュラム・コース

現役生の指導カリキュラム・コース
次に確認するべき点は、その医学部予備校のカリキュラム及びコース、すなわちその医学部予備校の授業形態が個別授業なのか集団授業なのかということです。

以下に、個別授業と集団授業のそれぞれのメリット・デメリットについて記載します。

個別授業

メリット

自分だけのオリジナルカリキュラム
それぞれの受験生の学力に合わせたカリキュラムが組まれるため、効率的な学習ができます。

集団授業とは異なり、その生徒の進度に合わせて重点的にやる項目と流す項目を自由度高く設定できるため、苦手科目を潰し得意科目を伸ばすことができます。

講師との距離が近い
個別指導では1対1で授業が行われるため、先生との密なコミュニケーションが取れます。

したがってわからないことをすぐに解決できるのはもちろんのこと、その生徒の特徴に合わせた指導を行うことができます。

高校生活との両立が可能
現役生は部活や学校の授業によって医学部予備校に通うことのできる時間帯がなかなか一定にしづらいですが、個別指導では授業の時間割が自由に調整できるため、スケジュールに合わせて自分のペースで学習することができます。

医学部予備校によっては、オンラインでの個別指導を提供しているケースも多く、時間や場所に関係なく質の高い医学部受験対策が可能です。

デメリット

授業料が高額になりがち
個別指導はやはり講師が一人の生徒に集中するため授業料が高い傾向にあります。

したがって、経済的に余裕がないという場合は個別指導にこだわらずに集団授業を選ぶのも一つの選択です。

人気校は入学できないケースも
メリットに挙げた通りで一人ひとりの受験生に合ったカリキュラムが組まれるため、講師の数によって個別指導の生徒数は限られており、思い通りに受講できない場合があります。

集団授業

メリット

授業料が割安
先ほど記載した通りで、集団指導は個別指導に比べて授業料が安い場合が多いため、経済的に余裕がないという場合は集団授業が良いでしょう。

ライバルの存在
多くの受験生が集まるため、クラス内で現役生同士で問題を解き合ったり切磋琢磨することができて、そのことがモチベーションの維持につながります。

デメリット

ライバルの存在
個別指導のようにそれぞれの受験生ごとのカリキュラムではなく。

授業が一般的な生徒全体に当てはまるようなカリキュラムに基づいて進められるため、自分自身のペースに合わせた臨機応変な学習をすることができないという点は大きなデメリットでしょう。

以上、個別指導と集団授業のどちらが優れているのかということはありませんから、以上の点を考えて決定しましょう。

授業を受けて合わなかった場合は早めに変更することをおすすめします。

現役生の学習環境(サポート・自習環境)

現役生の学習環境(サポート・自習環境)
当然のことながら、医学部予備校に通うことになればその予備校で多くの時間を費やすわけですから、学習環境やどのようにサポートをしてもらえるのかということは確認しておくべき事項になります。

以下のような点に注意してみましょう。

  • 予備校の教室の広さや清潔感、隣の机との距離感に至るまで自分が勉強するにあたって快適な学習環境について確認する
  • 教室の空調や照明など、他に気にすることなく勉強のみに集中することができるのかについて確認する
  • 自分の志望校の過去問を印刷してもらえたり、課題量の調節をしてもらえるのか、講習はどの頻度であるのかなどを確認する

医学部予備校の医学部受験合格・進学実績

医学部予備校の医学部受験合格・進学実績
合格実績は、医学部予備校を選ぶ際に絶対に見逃すことのできない項目でしょう。

過去にどのような大学への合格者を輩出しているのかという点についてみることで、その医学部予備校がどのレベルの受験生を指導するのに適しているのかということが分かります。

過去の合格実績は医学部予備校のホームページに載っていることが多いですから、自分の志望校への合格者が何人ほど輩出されているのかということも含めて確認しておきましょう。

合格実績を確認するときは、合格者=進学者ではないということに注意しましょう。

一人の受験生がいくつかの大学に合格しても、それが別枠として計算されている可能性があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

医学部予備校の選び方について、項目を挙げてみてきました。

合格実績や授業形態は当然確認するかと思いますが、最初に述べたように講師の質にもしっかりと着目して後悔のないような医学部予備校選びをしましょう。

また、今回解説してきたこと以外にも、毎週通うことになる医学部予備校ですから、自宅からの通学時間や、医学部予備校の最寄り駅からの距離など、通学にかかる時間や費用もしっかりと調べて考慮しましょう。

皆さんの医学部予備校選びがうまくいき、医学部入試に合格して晴れて医師になる事ができることを祈っています。

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