【医学部入試】おすすめ受験ブログと注意点を徹底解説!

【医学部入試】おすすめ受験ブログと注意点を徹底解説!

【医学部入試】おすすめ受験ブログと注意点を徹底解説!

模試結果や日々の学習内容並びに合格体験記が分る医学部入試のブログについて紹介

目次

私立大学の入試難易度をランキングで分析

この記事も同様に、巷には多くの受験関連記事があります。

医学部受験も例外ではなく、多くの予備校や受験生、その母などの保護者が子供の受験体験記を含めて発信しています。

今回はそんなブログ記事に対して、参考にする際の注意点を解説した上で、おすすめのブログを厳選してお伝えしていきます。

医学部受験は情報戦

医学部受験は情報戦
大学入試は情報戦。中でも医学部は強くその傾向があります。

例えばある大学で、昨年度の倍率が大きく下がったとすると、今年度はそれを知った河合塾・駿台・代ゼミ・東進などの大手予備校が本科生にその大学を勧めるために、大きく倍率が跳ね上がることがあります。

これを知らずに受験すると、倍率が高いだけに合格可能性は低くなってしまいます

倍率に限らず、合格定員の変更があった大学や、内部事情などで今年度は人気が下がりそうな大学なども実はあるのです。

そのほかにも、医学部の場合は試験科目に特徴のある大学が多いため、あなた自身の得意・不得意と、A大学の傾向・B大学の傾向とでは相性の良し悪しがあるのが事実。

この最適な相性を知るために、全国82大学の医学部の過去問を個人で研究するのは非現実的

河合塾など予備校の情報などを参考にして、効率的に情報収集をする必要があります。

もちろん、相性を評価する上では自分の特性を正確に判断していることが前提なので、模試などを大いに活用しましょう。

ブログ記事という選択肢

そんな情報収集の手段として、ブログを参考にするというのも一つ。

医学部受験のブログといっても、メルリックスなど医学部専門予備校が運営しているものから、母親が書いた合格体験記、現役合格のもの、浪人生のもの、再受験生のもの、編入試験のもの、文系から…、偏差値底辺から…、などなど様々なタイプが存在します。

いずれの記事でも必ず参考にできる点がありますが、中には正直あまりおすすめできないものも・・・。

ここからは、そんな数あるブログから、どのような点に留意して記事を選択し、情報を得るべきかを解説していきます。

ブログを参考にする前に

ブログを参考にする前に

情報源(ソース)に注目

多くの医学部入試ブログで、偏差値や募集定員などのデータが掲載されていますが、「情報源」の確認は必ず行いましょう。

河合塾などの予備校発表のものなのか、文科省発表のものなのか。

どのように計算して算出された数字、まとめられた表なのかは必ず確認するべきです。

その記載がない記事は、参考にしない方がいいとまで筆者は思っています。

医学部は理系学部です。その医学部についての情報を発信する側も受け取る側も、データの信憑性には常に目を光らせておくべきでしょう

また、医学部入試は毎年多くのマイナーチェンジが行われます。

2020年度と2021年度を見比べても、定員の変更や受験枠の改編など多くの変更がありました。

中には、あなたに有利になるものもあるかもしれません。

そのような最新情報をそのブログが取り入れているかも、重要です。

手っ取り早い判断方法として、「掲載日」を確認することがお勧め。

何年も前に掲載されたブログだった場合には、すぐに他のブログに飛ぶことをお勧めします。

勉強法は「参考」に

受験ブログでは、勉強法についても多くが語られています。

英語や数学など各教科ごとの勉強法や、面接や小論文の対策も記載してくれたりとかなり参考になるものが多いです。

しかし、あくまで「参考」に留めることを強くお伝えします。

というのも「最適な勉強法は人それぞれ」だから。

自身の得意・不得意と受験大学の出題傾向とで、適・不適があるように、勉強法にもあなたの性格との相性があります。

年齢が同世代、同じ女子だから、同じ私立志望だから、といった理由で「同志」だと勘違いしてしまい、同じ勉強法で合格できると思い込んでしまいます。

ただ、ブログの執筆者と自分とは当然他人なので、性格同様、勉強法の向き・不向きがあります。

特に医学部入試では膨大な勉強量を必要とするので、勉強法も本当に人それぞれになります。

ぜひ、ブログを参考にする際は、勉強法はあくまで「他人に合っていたもの」として参考にし、自分ならこうしたらいいかもと上手に変換して活用していってください。

合格体験談は「その大学だから」の可能性も念頭に

医学部入試ブログは、合格体験談も数多くあります。

母が息子の受験秘話を書いたもの、現役生、浪人生、再受験生など、中にはママ世代が子育てをしながら…といったものや、無職で医学部に合格、といった記事もあります。

いずれの記事も「合格」したからこそ執筆されており、記事では必ず「合格のためにこんなことをした」といった内容が載せられています。

合格体験談を参考にする際は、この「合格のためにやったこと」を鵜呑みにしないように注意しましょう。

もちろんその方法が真に医学部入試全般に応用されるものかもしれませんが、中には「その大学だからその方法でよかった」といったものも隠れています。

合格体験談を書かれている方と全く同じ大学に行くわけではないのであれば、鵜呑みにすることはあまりおすすめできません。

なお、合格体験談型のブログの中にも「失敗」エピソードが含まれていることがあります。

ここはぜひ反面教師として強く参考にすることをおすすめします

模試の結果が悪くて…、計画通りに勉強が進めなくて…、など、窮地に立たされるとよくない判断をしてしまいがちなので、そんな時にしてはいけないことを学んでおくことも、医学部入試合格のためには必要になります。

おすすめブログ

おすすめブログ

共通テスト(旧センター試験)対策

大学受験逆転合格法☆偏差値20→80台へ

こちらは医学部入試に特化したブログではありませんが、大学入試における「難関」と言われる大学に共通して通用する考え方を発信しているブログ。

共通テスト(旧センター試験)の勉強法などはもちろん、過酷な勉強の日々においての精神論なども展開しているブログで、参考になる点も多いです。

メッセージ性の強いブログ記事のため、評価は分かれますがぜひ一読してみてください。

詳細はこちら

医学部受験特化型

医学部・歯学部合格請負人のブログ

医療系受験専門予備校であるメルリックスが運営しているブログ。

国公立・私立両方の医学部入試について、かなり詳しく言及されています。

予備校ということで情報源もしっかりしており、的確な分析・アドバイスがなされています。

推薦入試や再受験などにも言及しているので、かなり多くの受験生にお勧めできるブログです。

詳細はこちら

プロ家庭教師のKiri/奈良・大阪・オンライン/医学部受験/大学受験

最近人気急上昇中のブログがこちら。

ブログの筆者はプロ家庭教師の方のようですが、全国医学部についてYouTubeでも解説を行なっています。

特に注目すべきは「全国公立医学部の問題を解いている」点です。

直近3年分の全国公立医学部の問題を1人で解かれたようで、その上での難易度わけなどを行っています。

もちろんブログの筆者個人的な意見ではありますが、全医学部の問題を実際に解く講師は珍しく、特に国公立志望の受験生には役立つ情報だと言えます。

詳細はこちら

プリティ中野の一問入魂

このブログの筆者は名古屋にある医学部&名門難関大専門塾セント・メプレスの学長。

2013年ごろから記事を掲載しており、慶應や東大・京大・阪大などの名門校からヨーロッパなど海外の大学について精通されており、長年評価の高いブログです。

最新情報などは少し遅れる印象があるものの、ブログ筆者のこれまでの経験などから発信される情報はほかにはないものが多くあります。

詳細はこちら

体験談型

ひかりの夢の医学部受験Story

こちらは現役医学部受験生のひかりさんのブログ。

進学校出身でも医師家系でもないひかりさんは、現在浪人中で、日々の学習や心情などをブログにしています。

合格体験記ではないものの、同じ受験生として、励みとなる点も多いため、お勧めです。

詳細はこちら

多浪した医学生による受験生のためのブログ

こちらは現役産業医科大学生によるブログ。

まだまだ記事数は多くありませんが、多浪した筆者だからこそ話せる内容が盛り沢山。

本人も言うように、反面教師として学ぶ点が多々ありますので、ぜひ参考にしてみてください。

詳細はこちら

【番外編】医学部受験、お母さん目線ブログ

里親サイトで出会ったチワワちゃんと、国立医学部現役合格した娘の大学生活

最後に番外編としてこのブログを紹介。

このブログは、医学部入試や大学受験について特化したものではありませんが、医学部入試を経た娘を持つ母親の心情などが赤裸々に掲載されています。

医学部に進むと6年間、親元を離れる人がほとんど。

母として大変な受験期を支えたものの、合格という嬉しい結果とともに、一人暮らしで家を出ていく寂しさもあり、、、。

時々掲載されるチワワの画像もまた、癒しでもあります。

医学部受験生をサポートするお母さんにはもちろん、受験生本人にもみて欲しいブログです。

詳細はこちら

医学部ブログまとめ

今回は、医学部受験に関するブログのことについて紹介してきました。

今までブログを読んだことがない受験生は、この機会に一度確認してみると良いでしょう。

医学部入試や学生生活について新たな発見や貴重な情報が入手できるかもしれません。

ただし、上記でも解説してきた注意点は忘れずに確認しておきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次