国立・私立医学部入試の違い

国立・私立医学部入試の違い

国立・私立医学部入試の違い

医学部でも国立大と私立大の試験では各々特徴があり異なる対策が必要です。

目次

国立・私立の医学部試験の違いは?

医学部の試験制度は国公立大学と私立大学で異なってくるので、それぞれの対策が必要となってきます。

国公立大学医学部は、センター試験が必要になるので幅広い科目を網羅的に学習する必要があります。

いっぽう、私立大学医学部は科目が絞られている分どの科目も深い理解度が要求され高得点を狙う必要があります。

したがって、志望校の過去問などを徹底的に分析し、出題傾向や範囲を把握し対策を行なうことが重要です。

国公立大学医学部の試験の特徴

国公立大学医学部の試験の特徴

国公立大学医学部は、センター試験と各大学が実施する2次試験の二つの試験があります。

センター試験は5教科7科目受験しないといけないため、社会や国語などの文系科目まで準備が必要となり、私立大学に比べると負担は大きいです。

総合大学などでは、2次試験の試験問題は他学部と共通しており通常の試験対策で対応できる場合が多いです。

特徴としては、とにかく受験者が優秀なので高得点が必要になってきます。センター試験では90割を目標とし、2次試験でも70割の得点率は欲しいところです。

対策としては、苦手科目を作らず限られた時間内で1点でも多くの正解を得ることです。特に、2次試験は「捨て問」か「解くべき問題」かを見極めることが重要です。

私立大学医学部の試験の特徴

私立大学医学部では、学科試験の1次試験と面接および小論文の2次試験が行なわれます。2次試験は、1次試験合格者のみ受験することができます。

私立大学の試験の特徴は、大学ごとに試験傾向が明確に異なることです。

したがって、併願する場合は、両方の大学をしっかり対策していないと模試の判定は良くても不合格になってしまうケースを多く見受けられます。

学科試験は英・数・理がメインとなっていて国公立に比べ科目数の負担は少ないですが、小論文と面接が必須となっているので、学科試験と並行して別途対策が必要となってきます

大学ごとに配点や科目なども異なってくるので、自分の得意分野で勝負できる志望校選びが合格に大きく影響します。

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